サラダ的であっさりなのに結構食べ応えがあるので、好きで時々作ります。この料理もあまり手間がかかりません。

① 鶏胸肉は水から鍋に入れて、沸騰したら火を止めて蓋をして30分程度放置し(大きめの場合)、その後鍋から取り出して冷ましてから細くほぐします。

② トマトは薄くスライスし、きゅうりは細切りにします。

③ 茹でた鶏胸肉は、繊維に沿ってほぐしておきます。

④ ほぐした胸肉とトマトときゅうりを器に盛って、ねり白ゴマ、砂糖、しょう油、酢、ゴマ油、鶏胸肉を茹でた煮汁を合わせてた棒棒鶏ソースを添えたら出来上がり。

 鶏胸肉は美味しく料理するのは難しいと(個人的には)思っておりますが、茹でてほぐした胸肉はスライスしたものより好きです。ほぐすとソースがいい感じでからむので、美味しく感じます。鶏胸肉は、「1つ」が大きくない場合であれば、15~20分程度でも大丈夫だと思います。「1つ」の大きさに合わせて放置時間は適当に変えていただければと思います。

 鶏胸肉やモモ肉を茹でる時に、このように余熱で長めの時間で茹でる方法の他、沸騰したら中火にして10分程度茹でるという方法もあります。個人的な感覚ですが、余熱で茹でた方が肉が柔らかくしっとりするという印象があり、中火10分だと少し硬くパサパサ感があるように思います。しかしながら、自分で作ってもその違いは明確ではありません。料理時間が十分ある時には余熱方法を取りますが、時間がない時や早く食べたい時は中火方法にしています。

 ずっと前にお店でシンガポールチキンライスを食べた時には、胸肉だったのですが、その茹で具合がしっとりと柔らかくてとても美味しいと思った事があります。多分この鶏肉の茹で方は、作り手の技術力が問われるものなのだろうと思います。私も茹で時間や火加減、余熱での放置時間を変えたりして色々試しているのですが、あのお店で食べた胸肉の茹で具合には到底及ばないなあという失望感を常に覚えます。

 ネットにも茹で方は色々ありますが、いまだに「これだ!」という茹で方は見つけられておりません。なんとか死ぬまでには茹でた鶏肉が絶品となる茹で方を見いだせればなあと思います。

 美味しい茹で方問題はありますが、単に胸肉を茹でて裂いて、トマトときゅうりを切って、調味料を混ぜれば出来上がるので、自宅で作って食べる分にはさほど難しい料理ではありません。食材は鶏胸肉とトマトときゅうりなので、家庭の女性陣にはヘルシーで食べ応えがあって喜ばれるものと思います。

投稿者

スズキ タロウ

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