長くなりましたが、これでくつ下の編み方は終わりです。大変お疲れ様でした。結局くつ下はつま先部分とカカト部分以外はひたすらグルグルと編んでいくだけなので、編み物が未経験であっても初心者であっても、さほど難しいものではないというのが私の実感です。
特にJudy Beckerさんが考案された「Judy’s Magic Cast-On」から編み始めて、最後にCat Bordhiさんがご紹介されていますJeny Staimanさん考案による「Jeny’s Surprisingly Stretchy Bind-Off」で完成させれば、他のくつ下の編み方に比べて劇的に楽に編めるようになると思います。
このブログが「編み物には興味はあるものの、教室に通うのは・・・」と思われている方や編み物初心者の方々の参考になれば幸いです。編み物は他の物作りより道具も材料も安価にできますし、刃物を使わないのでお酒を飲みながらやっても危険はありません(笑)。
オプションとしましたが、私はくつ下を編む時は、常につま先とカカト後半で糸を替えて2色として、通気口を設けた形で編んでおります。特に通気口については、これのおかげで蒸れ感が軽減されていると思っております。
このブログを見ていただければ、くつ下の編み方や、ご自分のサイズの計り方、設計図の作り方までは一通りお分かりいただけると思います。それさえ分かれば、くつ下のサイズや形は自由に変えて編む事ができます。左右の形状を変えるのが面倒であればつま先部分を左右対称にしていただけば良いですし、途中で針の太さを変えるのも面倒であれば全て同じ太さの輪針で編んでいただいても良いと思います。
このブログでご紹介させていただきましたのはあくまで私個人が気に入った一例ですので、参考と位置付けていただければと思います。一通りの事が分かったら、後は好みで色々変えていただいて、自由に編み物を楽しんでいただければと思います。
私はくつ下を編めるようになった後で、「履くものしか編めないのもなんだよなあ」と思って、そのまま「着るもの」もできるようにと教室通いを続けております。「着るもの」についても、編み物が未経験の方でも編めるようになれるようなものもブログにアップしようと考えておりますが、まだ構想の段階ですので、これにつきましてはしばらくお時間をいただければと思います。その間は冒頭で申し上げたように、料理したりお菓子を作ったりもしておりますので、そちらの方もご紹介させていただこうと思っております。
このブログがきっかけで、編み物父さん仲間やくつ下フレンズが増えてくれれば幸いです。