履き口部分(カカト部分のから履き口まで)の長さは、お好みで編みながら決めていただければと思います。つま先から編む際の最大の利点は、履き口部分の長さを編みながら適当に決められるという事です。

 私はカジュアルな場面以外でも履きたいので(足首辺りが見えないように)少し長めの履き口としていますが(メリヤス編み部分を30段(8.28cm)、2目ゴム編み部分を45段(12.42cm)、合計20.70cm)、どのような長さとするのもお好みで編みながら決めていただく事ができます。

 足底の部分は履き心地との兼ね合いで寸法については「どうあるべきか」を考える必要がありましたが、履き口部分の長さは適当で構いません。長く編むのが面倒であれば短めに、カジュアルでない場面でも履けるようにしたければ、ある程度長めに編んでいただければと思います。