牛丼ってたまに食べたくなりますよね。歩いていける近所に牛丼チェーンがないので、食べたくなると家で作って食べています。

① 鍋でお湯を沸かして顆粒だしとくし切りにした玉ねぎを入れて、玉ねぎが好みの硬さになるまで煮ます。

② 酒・砂糖・しょう油を加え、肉を入れて蓋をして中火で10分煮込み、最後におろし生姜を加えたら出来上がり。お好みで砂糖としょう油で味を調整してください。

 牛丼って作るのが楽でいいですよね。玉ねぎを切るだけで、あとは適当に煮込むだけでいいし。年に何回か無性に食べたくなって、食べると学生時代を思い出します。

 学生の頃は私にとって牛丼はぜいたく品だったので、バイト代が入った時ぐらいしか食べられませんでした。社会人になって大盛に生卵とサラダを付けると「俺も出世したなあ~」なんて思うぐらい、学生時代はバイトに恵まれませんでした。

 友達から「なんでお前はそう金にならないバイトばっかり選ぶんだ?」と言われるぐらい、選んだバイトはどれも時給の安いバイトばかりでした。

 中でも一番安かったのは、北海道の牧場での住み込みバイトでした。夏休みに1ヵ月ほどやったのですが、32日間1日も休みはなく、朝夕のお牛様のお世話以外はひたすら牧草地から20kgに梱包した干し草を牛舎に運び込むという重労働で、友達と2人でひと夏で3,000個ぐらい運び込むというものでした。働いた場所は盆地だったので北海道なのに昼は蒸し暑く、30分も働くとTシャツを脱いだら汗が絞れるぐらいでした。おかげで朝昼晩毎食ガッツリ食べたのに、1ヵ月で5kg痩せました。

 あのバイトは時給換算すると100円でした(苦笑)。何も知らずに時給も確認しないで行ってしまったのですが、北海道の酪農系の大学・学部の生徒は夏に住み込みバイトをすると学校で単位として認めてくれるので、その分時給が安いとの事でした。給料を手にしてガックリしたのが今だに忘れられません。

 あまり思い出したくない記憶の1つですが、牛丼を食べるとそんな事も思い出したりします。過去の自分に「そのバイトだけはやめとけ!何でもいいから、他のバイトにしろ!」と言いたいです。

投稿者

スズキ タロウ

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