これまでと同じく、Cat Bordhiさんがご紹介されていますJeny Staimanさん考案による棒針(輪針)を使ったJeny’s Surprisingly Stretchy Bind-Off(ジェニーの驚くほど伸縮性の高い伏せ目)という伏せ目での止め方になります。上記リンクにて改めて動画をご覧ください。
またこれまでと同様に、日本語でかつゆっくり作業をした動画も作成しましたので、こちらもご覧いただければと思います。なお以下の動画・写真・説明につきましては、あくまでCat Bordhiさんの動画を補助的により分かりやすくご紹介したいという趣旨であって、Cat BordhiさんやJeny Staimanさんの著作権を侵害する意図はない事を申し添えさせていただきます。
なお閉じ針を1目めに通してループにする部分につきましては、Cat Bordhiさんの動画での説明が私には良く分からなかったので、少し適当になっております。この点につきましてはCat Bordhiさんにお詫びを申し上げると共に、当ブログをご覧いただいている皆様にもお詫びを申し上げます。ただ私のやり方であっても特に不都合はないという実感を持っておりますので、ご容赦いただければと思います。
最後の糸しまつ
① 糸しまつをする時には、まず糸端をとじ針に通します。
② そして最初(であろう)の目にとじ針を通して、
③ 内側の編み目に割り入れて、
④ 糸を切って糸しまつをします。
最初に申し上げました通り、ユルユルに、左手の糸をむしろ送ってやるぐらいに止めて不安に思われる方もおられるかと思います。止めおわって広げたところは下の写真の通りです。しかしながら、このユルユル感で履いた所は、右側の写真の通りです。
履き口を長めに編んでみると、(当たり前ですが)ふくらはぎが足首に比べてかなり太い事を再認識しました。履き口を短めにすると最初はユルユルな感じではありますが、洗うと結構締まった感じとなります。
キツめになってしまうと履いたり脱いだりする時にストレスになりますが、履き口が長くても短くても、履いた状態を人から見られる事はまずありません。ですので、編み上がりの見た目の良さよりも、実際に履く時の楽さを重視してユルユルを心掛けて止めていただくのが最善かと思います。
これでくつ下の左足部分は完成です、大変お疲れ様でした。長々とした説明でしたのでお疲れかと思いますが、何足が編まれれば、「大した作業じゃないな」と思っていただけると思います。右足部分については、次でご説明させていただきます。でも左足と違うのは、最初のつま先の部分だけです。