ここからは「16. 2目ゴム編みと止め方」でご紹介させていただきましたCat Bordhiさんがご紹介されていますJeny Staimanさん考案による棒針(輪針)を使ったJeny’s Surprisingly Stretchy Bind-Off(ジェニーの驚くほど伸縮性の高い伏せ目)という伏せ目での止め方になります。まずは上記リンクにて改めて動画をご覧ください。
「16. 2目ゴム編みと止め方」でも申し上げましたが、ここからも日本語でかつゆっくり作業をした動画も作成しましたので、こちらもご覧いただければと思います。なお以下の動画・写真・説明につきましては、あくまでCat Bordhiさんの動画を補助的により分かりやすくご紹介したいという趣旨であって、Cat BordhiさんやJeny Staimanさんの著作権を侵害する意図はない事を改めて申し添えさせていただきます。
履き口の2目ゴム編みの止め方
「16. 2目ゴム編みと止め方」の時と同じ説明にはなりますが、改めて「棒針を使った2目ゴム編みの止め方」でご説明させていただきます。
ゴム編みを止める時は、とにかくユルく止めて下さい。ユルすぎるかな・・・というぐらいで良いと思います。「とにかく左手に掛けてある糸を絶対に引っ張らない」のがそのコツです。むしろ「糸を送ってやる」ぐらいの感じで丁度良い感じになるというのが、色々やり比べてみた実感です。
1目めを止める
① まず糸を右針の向こう側にします。
② そして手前側に向かって糸を掛けます。
③ 次に最初の目を表編みします。
④ ②で掛けた目を編んだ目にかぶせます。これで1目めを止めた事になります。
2目めを止める
① もう1度糸を右針の向こう側にします。
② そして手前側に向かって糸を掛けます。
③ 2目めを表編みします。
④ 掛けた目を編んだ目にかぶせます。
⑤ 更に右針に残っている目もかぶせます。これで2目めを止めた事になります。
これ以降の表編み部分を止める場合は、この2目めの①から⑤までの作業を行う事になります。これ以降は2目めの①から⑤までの作業を、「向こう側から手前に掛けて、表編みして、かぶせて、かぶせる」と言います。