普段はあまり手のかかる料理は作りませんが、正月だけは家族が集まるので頑張ります。正月料理で一番時間がかかるのがお煮しめなのですが、美味しく出来たのでご紹介します。

① だし汁3カップを鍋に入れておきます(今回はパック出汁があったので、煮出して出汁を取りました)。

② 干しシイタケは水で戻して石づきを切ります。干しシイタケの戻し汁は出汁に使いますので、捨てないでください(この年末年始は時間の余裕があったので、前日の夜に水に浸けて1晩寝かせておきました)。戻したら適当な大きさに切ります。

③ 里芋は皮を剥いて適当な大きさに切ります。そしてかぶるぐらいの水を加えて火にかけ、沸騰したら弱火で3分ほど茹でて、ザルに取って水洗いします。

④ ごぼうは1cm幅ぐらいに斜め切りにして、食べやすい大きさに切ったれんこんと共に水にさらしておきます。にんじんも食べやすい大きさに切って、こんにゃくは適当な大きさにちぎっておきます。

⑤ 砂糖、みりん、酒、しょう油は予め混ぜておきます。

⑥ だし汁に干しシイタケの戻し汁を加え、材料を全て加えて火にかけ、煮立ったら落し蓋をして弱火で5分煮ます。

⑦ 鍋に混ぜておいた調味料を加え、煮立ったら弱めの中火にして、落し蓋の上から蓋をして、材料が柔らかくなって煮汁が半分ぐらいになるまで煮ます。火を止めたらそのまま冷やして味を含ませます。

⑧ 器に盛ったら出来上がり。

 やはり材料の種類が多くなると、それぞれに下準備も必要になったりするので手間がかかりますね。普段自分がいかに少ない種類の材料を使った料理しかしていないかを痛感しました(苦笑)。

 普段和風の煮物を作る時は肉や魚が入って出汁がでるので、だし汁は顆粒タイプを使って作っております。しかしながら今回は、顆粒タイプではなく出汁パックと干しシイタケの戻し汁で出汁を取りました。やはりちゃんと煮出して出汁を取ると、材料は野菜類だけなのに美味しい味に出来ますね。

 このお煮しめも学生時代は特に好きではありませんでしたが、今ではなます・田作りと並んで好きな正月料理です。手間がかかるので人に作るのを頼むのは気が引けますが、自分で作るのだとその点は気楽です。しかしながら、作り始める時には気合を入れる必要がありますが(笑)。でもたまには手間をかけて料理をするのもいいなあと思いました。

投稿者

スズキ タロウ

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