昔仕事で2年だけロンドンに住んでいたことがあり、すっかりスコーン好きになってしまいました。時々無性に食べたくなって作ります。
① バターは小さく細かく切っておきます。
② ボウルに細かく切ったバターを入れ、薄力粉とベーキングパウダーを振るって入れます。そしてフォークでバターをつぶすようにして粉と混ぜます。
③ 卵と砂糖と牛乳とバニラエッセンスを別のボウルに入れて泡だて器で良く混ぜます。
④ 3を2に少しずつ入れてゴムべらで切るように混ぜて、生地をひとまとめにしてラップで包み、冷蔵庫で15~20分休ませます。
⑤ うち粉をしたまな板に生地を取り出し、全体にもうち粉をして適当な厚さにして4~5cmの円形の抜き型で抜いて、クッキングシートを敷いた鉄板に並べます。抜き型がない場合は、ガラスのコップでも生地を抜くことができます。
⑥ 180℃に温めたオーブンで20分焼いたら出来上がり。
バターを細かく切るのは少し面倒ですが、なるべく小さくしておいた方がフォークでつぶしながら粉と混ぜるのが楽になります。バターが大きいと、この作業は非常に大変で疲れます。
スコーンはパンのように発酵させる必要もなく、また生地をこねる必要もないので、気軽に作ることができます。姪っ子達や甥っ子に作ってあげる誕生日用のケーキと並んで、スコーンも弟家族にも好評です。
本場ではクロテッドクリームとジャムを塗って食べますが、私はジャムを塗った上にホイップクリームを乗せて食べるのが好きです。ネットで調べると、クロテッドクリームはバターのようにこってりした感じのクリームで、脂肪分の高い牛乳を弱火で煮詰めて、表面に固まった乳脂肪分を集めて作られるようです。
個人的にはこってりしたクロテッドクリームより、軽いホイップクリームの方が好きですが、ここはお好みで選んでお楽しみください。
ブルーベリーやアプリコットなど色々なジャムでスコーンを食べましたが、私はいちごジャムが一番好きです。スコーンを(横側から)2つに割って、たっぷりいちごジャムを塗って、食べる時に鼻の頭にクリームが付くぐらいこんもりとホイップクリームを乗せて食べるのが私の好みです。
スコーンもチョコ入りやレーズン入りなど色々な種類はありますが、私は何も入っていないプレーンスコーンが一番好きです。もちろんお好みでチョコやレーズンなどを入れていただいても色々と楽しめます。お試しあれ。