練習用の棒針と毛糸を買いましょう
まずは基本的な編み方を練習しましょう。このブログでくつ下を編んでいただく際には、2種類の輪針を2本づつ使った編み方をご説明させていただくのですが、最初の基本的な編み方の練習では、普通の棒針で練習しましょう。その方が費用がかかりません。とりあえず最初は100円ショップの毛糸1玉と棒針セットで始めれば、220円(税込み)で済みます。これなら未経験から始める場合でも、費用的な抵抗感はないかと思います。
お近くの100円均一ショップで、2本セットの棒針(以下「針」とだけいいます)と、1玉100円の毛糸を買ってください。いきなり道具を色々揃えると結構な金額になりますし、最初の練習はとりあえず2本の針と毛糸があれば十分です。ちなみにこのあとで私が使っているのは、近所のダイソーさんで買った10号針とアクリル100%のオフホワイト色の糸です。単に写真が見やすいようにと選んだだけですので、針の太さも糸の色も、ご自分の気分でお選びください。
針も糸もどんなものでもかまいませんが、針も毛糸も太いものの方が最初には適しています。そして糸は色が暖色系(白や黄色やオレンジなど)の方が編んだ時の「編み目」が見やすいのでお勧めです。細い針や毛糸や、濃いめの色の毛糸だと「編み目」が見にくくなりますので、同じ作業をするにも難易度が上がってしまいます。
以降では文字(言葉)と写真でご説明させていただきますが、冒頭に動画も付けさせていただきます。動画で一連の作業を見ていただき、その後文字(言葉)と写真で部分的な動きをご確認いただければと思います。ただしITオンチのオジサンが一人で作業しておりますので、写真や動画の出来がイマイチである点につきましては、ご容赦いただければ幸いです。
毛糸玉から糸を出しましょう
編む前に、まず毛糸玉から糸を出しましょう。毛糸を巻いている紙を外して外側にある糸端から使っても良いのですが、外側から使うと毛糸玉がコロコロ転がって編みにくいので、糸は内側から使います。
① 親指と人差し指を、毛糸の中心に入れます。
② その中の塊的なものを掴んで、ゴソッと引き出します。
③ 余計に出てきた部分は、毛糸玉に巻き付けておきます。