ふきの煮物はオフクロがよく作ってくれて、子供の頃から好きでした。オフクロが亡くなってからは、自分で作るようになりました。
① ふきをフライパンに入る程度の長さに切って軽く洗って、塩を適当にふってまな板で板ずりをします。
② フライパンに水を入れて、沸騰したら塩付きのままふきを入れて、5分ほど茹でます。
③ ふきを水を張ったボウルに入れて粗熱を取ります。
④ 粗熱が取れたら皮を剥きます。
⑤ 皮を剥いたら10分程度水にさらします。
⑥ フライパンにしょう油・みりん・酒・水・顆粒だしを入れて煮立たせ、3~4cm程度に切ったふきを入れて、落し蓋をして弱火で煮ます。
⑦ 煮汁が半分ぐらいになったら(20分程度)、火を止めてかつお節を加えます。
⑧ 軽く混ぜたら出来上がり。
最初の板ずりが少し面倒ではありますが、色が鮮やかになる・皮が剝きやすくなる・アクが抜ける・調味料が染み込みやすくなるという効果があるようなので、割愛せずにまな板の上で両手でゴロゴロしています。
煮物の中では特にふきの煮物が好きなので、スーパーで売っているのを見るとつい買ってしまいます。他の野菜類と違って、常に売っている訳でもありませんし。でもふきって旬は春ですが、今はハウス栽培で冬でも売ってるんですね。いつも行くスーパーで売っていたので、食べたくなって思わず買ってしまいました。
ふきは結構太さがまちまちで、細いものしか売られていない事もあります。細いものだと本数が多くなるので、皮を剥くのが面倒なため、太いふきが売られていると嬉しくなります。
ふきは好き嫌いが分かれるようですが、下準備以外はさほど難しい料理ではありませんので、嫌いでなければお試しください。