ここ数年、近所に住んでいる姪っ子や甥っ子の誕生日にケーキを焼いてあげるのが恒例になっており、上の姪っ子から「今年はアップルパイがいい!」とリクエストをもらったので作りました。
① りんごは皮を剥いて、小さめのいちょう切りにします。
② フライパンにマーガリンを入れて溶かし、水気を切ったりんごと砂糖を入れて少し炒めます。
③ 水分が出てきたところで適量のシナモンパウダーを入れ、中火で時々かき混ぜながら煮込みます。
④ 好みの硬さまで煮込んだら、火を止めて置いておきます。
⑤ まな板等にうち粉を振っておいてパイシートを置き、煮込んだりんご1コ分を乗せます。パイ生地の周りにはフライパンに残ったシロップ分または水と混ぜた卵黄を塗っておきます。
⑥ その上にもう1枚のパイシートを乗せて周りをフォークで押さえ、上部に包丁で切り目を入れます。
⑦ クッキングシートをオーブンの鉄板に敷いて⑥を乗せ、卵黄に小さじ1の水を混ぜてパイの表面にハケで塗ります。
⑧ 200℃に温めておいたオーブンの中段に入れて15分焼き、更に温度を170℃に下げて20分焼いたらできあがり。
前にご紹介したハードべイクトチーズケーキと違って、アップルパイは暖かい方が美味しいです。ウチでは焼きたてをすぐ食べるかまたはトースターで温めてから、バニラアイスやホイップクリームを乗せて食べております。ですのでアップルパイを焼く時にはバニラアイスや市販のホイップクリームが欠かせません。
2つぐらいだと皮を剥いたり芯を取ったりはさほど大変ではありませんが、写真のような皮剥き器や芯抜き器があると、作業が非常に楽になります。価格も併せて2千円前半程度と、さほど高価なものではありません。
ウチでは家内の実家やご近所さんからりんごをいただく事があり、すぐに食べきれない分はまとめて煮て冷凍してアップルパイ用にストックしています。4コとか8コとかになるとさすがに皮剥きや芯抜きも大変なので、私は皮剥き器や芯抜き器を重宝しております。
ストックする場合は、煮あがったリンゴを1コ分ずつ写真のように冷凍パイシートの大きさに合わせて長方形にラップに包み、冷凍庫で凍らせておきます。そして冷凍パイシートもストックしておけば、シートに冷凍したリンゴを挟んで焼くだけなので、最初から作るより遥かに楽に焼くことができます。
パイ生地は本やネットで調べて色々試したのですが、市販の冷凍パイシートを使うのが一番美味しくて楽だという結論に達しました。パイ生地を手作りで作るのは大変な上に、どうしてもサクサク感が出せませんでした。市販のものはサクっと焼きあがりますし、冷凍庫にストックしておけるというのも素晴らしいと思っております。
水を混ぜた卵黄は塗らなくても、味的には変わりありません。しかしながら塗らないと表面がのっぺりとした感じに焼きあがるので、見た目は良くなくなります。味に関係はなくとも、水を混ぜた卵黄は塗ることをお勧めします。
ハードベイクトチーズケーキやアップルパイは作る技術も必要ありませんので、結構安定的な味で作ることができます。お試しあれ。