買っておいた卵の賞味期限が迫ってきた時に作ったりします。これは残った卵と砂糖だけなので、レシピもへったくれもありませんね。普通のフライパンでも作れなくはありませんが、うまく直方体に作るのは難しいというのが実感です。ウチには卵焼き用のフライパンがあるので、私はそれで作ります。卵焼き用のフライパンの方が、直方体の形になるので、「卵焼き」感が出ます。
① 好みの個数の卵と好みの量の砂糖を混ぜ合わせておきます。フライパンに少しい多めの油を敷いて熱し、キッチンペーパーで吸い取っておきます。
② 少量の卵をフライパンに入れて軽く焼き、
③ 菜箸で片側に寄せ、開いた部分にキッチンペーパーに取っておいた油を敷いて、
④ また少量の卵を入れます
⑤ 火が通ったら適当に巻くようにして、直方体にまとめます
⑥ これを繰り返してまとまったら出来上がり
卵焼きを作ると、関東と関西の違いを思い起こします。一般に関西で「卵焼き」というと「だし巻き卵」で、関東では甘い卵焼きのようです。秘密のケンミンShowの中で大阪の方は「甘い卵焼きなんて食べられない」と言われていましたが、知り合いの大阪出身で東京在住の人に聞いてみたら、やはり甘い卵焼きは食べられないと言っていました。
でも私にとって甘い卵焼きは、お弁当(特に運動会のお弁当)の必須アイテムという位置づけです。運動会のお弁当にはおにぎりと甘い卵焼きというのは、関東(東京?)の方には同意していただけるものと思います。
卵焼きの他にも西日本と東日本で味付けとかが違う食べ物ってありますよね。ケンミンShowとかテレビ番組でも探索されており、興味深く見ております。
カレーに牛肉を使うか豚肉を使うかについての境界線は、ケンミンShow調査だと三重県の亀山市だとの事でした。うどんの出汁の違い(しょう油の黒か、澄んだ出汁か)の違いは大阪の番組の調べだと岐阜県の関ケ原との調査があるようです。またうなぎの背開きと腹開き(及び蒸して焼くか蒸さずに焼くか)は静岡県の天竜川がその堺になるようです。東海地方(静岡県は東海地方に入るのでしょうか?)が東と西の分岐点になる事が多いという事なのでしょうか。
卵焼きについてもネットで調べてみましたが、卵焼きには明確な境目はないようですね。東西に関わらずどこの地域でも甘い卵焼きや出汁巻き卵はあるようで、地域によってその比率が変わるというような感じのようです。関西でも出汁巻き派が多いものの(約46%)甘い卵焼きを食べる人はいるんですね(約16%)。
そう言えば大阪の人は納豆が嫌いとだと思っていましたが、実は過半の方(60%超)は納豆が好きみたいですね。私は納豆好きなので、自分が好きなものを好きな人が多いのは嬉しいです。
色々と食べ物の違いはあるようですが、食べる事が好きな私的には、どこの地域のどの食べ物でも美味しいよなあと思っております。幸いな事に私はあまり好き嫌いはないので、西だろうと東だろうと、色々な地域の食べ物を楽しみたいと思っております。
今回は料理のご紹介と言うよりは、東西の味の違いについて語りたくて投稿させていただきました。